校長だよりC 300618 

厚木東高校ってどんな授業しているの?

県立高校では、授業改善のための様々な取り組みを行っていますが、本校では校長として先生方全員の授業を見せていただく期間が年に2回あります。5月の中間試験の後7月の期末試験までは、前期の授業研究月間ということで、ちょうど5〜6月に3週間の教育実習が行われることもあり、先生方もお互いに授業を参観したりして、自己研鑽を深めています。お隣の厚木商業高校さんとも、近さを活かして、先生方がお互いの授業を見られるように授業予定が交換公開されており、厚木商業の先生方が連れ立って来てくださる姿もよく拝見します。副校長先生・教頭先生と一緒にいろいろな授業を訪問しますが、各学年・各HRの生徒たちのイキイキとした学習の様子を間近に見られるのがとても楽しみです。

さて校長だよりでは、厚木東高の素敵な授業についてもご紹介していきたいと思います。まず手始めに、5月24日に行われた、西野先生の弓道の授業をご紹介します。この後も随時校長だよりで、頑張っている先生方、生徒たちの授業中の様子をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに! 

授業だより(1) 300524 1DG組 保健体育「弓道」

 

本校の保健体育の武道の授業では剣道・弓道どちらかを選択することができます。弓道部や立派な弓道場はどこの高校にもあるものではないので、部活動だけでなく、体育の授業で弓道を学べることは本校の大きな魅力の一つです。

この日見せていただいたのは、初心者の入門から8回目の授業。礼に始まり、作法を一つひとつ丁寧に進めながら、3つのグループに分かれた20名ほどの生徒たちが、順番に2本ずつ矢を射ます。次のグループは後ろで静かに先生のご指導の様子を「見て、聞いて」学びます。これを「見取り稽古」と言います。もう一つのグループは、先生の合図で放たれた矢を回収する「矢取り」をすべく控えています。西野先生は順番に一人ずつ、丁寧に改善点を指導していきます。目指すのは「射法八節」の完成です。始めてからまだ8回しか習っていないのに、ほとんどの矢は、28メートル先の的のあるところ=「的場」までほぼ届いており、手前で地面に刺さったりすることはほとんどなかったですし、ましてや横や上、あさっての方向に飛んでいくことは全くありませんでした。私は8回でここまでできるようになるということに、まずびっくりしました。

 さらに、3ラウンド矢を射るうちに、1回目より2回目、2回目より3回目と確実に上達していくではありませんか。静かで穏やかで流れるような動き。武道の心、品格。先生の指導力、生徒達の吸収力、本当に素晴らしいと思いました。この日のこの時間は、弓道・剣道・バレーボールの2クラス3種目で、同時展開授業を行っていました。20回で1クールが完了し、次は違う種目に進みます。20回目の授業では、どんな矢が放たれたのでしょうか。弓道の授業、本校の大切な宝です。