校長だよりJ

授業だより(8300622 永江先生の 物理基礎 「落体の運動」 1年A

 

 

永江先生は本年度着任された新採用の先生です。この日の授業は物理室で行われ、『水平投射運動』の実験から始まりました。

最初の写真、永江先生手作りの実験装置をご覧ください。右の机の発射台=水平投射装置から弾が発射されると、その瞬間に電気回路の遮断によって同じ高さの左の机に電磁石で固定された標的が落下するように作られています。3人の生徒が、発射速度を速くしたり遅くしたりして、何発もの弾を発射しましたが、右の装置から発射された弾は、必ず左側の落下していく標的に「カン!」とあたります。どうしてなのでしょうか?

8人ずつの班に分かれて、ワークシートの問いにみんなで取り組みます。「水平投射された弾はどのような軌道を描くか、遅い弾と速い弾、2とおりの軌道を書け。」「加速度がかかっている向きを矢印で書け。」(この問いへの意見は←または↓の2つに分かれました。)「水平投射された物体の鉛直方向の運動がどのような運動か理由も含めて説明せよ。」

 8人で話し合った結果を、班ごとに前に出て発表します。黒板に図を書きながら自分たちの言葉でわかりやすく説明します。聞いている他の班は、疑問点をツッコミ質問します。

 

加速度がかかっている向き、正解は↓下向きです。水平投射運動の鉛直(たて)方向の運動が標的と同じ自由落下運動であるから、水平(よこ)方向の速さに関係なく弾は必ず当たるのだ、というのが結論ですが、そこにたどりつくまでの8人の話し合い・議論が活発で、正にすばらしい『深い思考』と『言語活動』のある授業でした。最後に先生のまとめの解説です。

 授業が終わって、物理室から出てきた生徒が、「今学期、今までで、いっちばん面白い授業だった〜!!」と達成感いっぱいに言っていたのが、とても印象的でした。教師冥利に尽きる、最高級の賛辞ですよね。Keep Going, Freshman!本当に素晴らしい授業でした。