校長だより【49】令和2年度始業のメッセージ 020414

東高生の皆さん、こんにちは! 新しい年度の始まりに当たり、予定した登校日が中止となってしまいましたので、HP上にて校長からのメッセージを送ります。長いなぁとか思わないで(思うでしょうが)読解力の育成と思ってしっかり読んでください。

 

前代未聞の非常事態を迎えており、世界中で多くの人が治療も受けられず、今この瞬間にも苦しみながら命を落としています。始業のあいさつはこうしてホームページで行っていますが、いつ普通の授業ができるようになるかの見通しは、まだ立ちません。何気ない日常がいかにありがたいものだったかということが身に染みますね。新入生の歓迎に始まる東高伝統の行事や、これまで日々修練を積んできた部活動ができないこと、大切な試合や大会が中止になってしまうこと、「どうして今年、これまでこんなに頑張ってきた私たちが、このような理不尽な目に合わなければならないのか」と、人の世の不条理を感じ、心を治めることが難しいことと思います。

 

一方で、もしかしたら、まだまだ認識の甘い人がいるかもしれません。若いからといって自分はコロナにはかからない、かかっても自分は治る、こんなの大袈裟だ。そう思っている人がいたら大きな間違いです。感染は皆さんのすぐ近くまで迫っています。オーバーシュート(オーバーシュートって何!?という生徒は今すぐググってください。)がどのようにして起こるのかがわかっていれば、休みだからと言って原宿やバイトやカラオケやお花見に行ったり、歓送迎会を開いたり、勝手に集まって部活の自主練をするようなことはできないはずです。4月の67日の登校日の様子を見ると、久しぶりで友達に会い、クラスの発表もあって気持ちが高まっているとはいえ、近距離でマスクもしていないのに大声で叫んでいたり、友達に触っていたりという行動が散見されました。自分の不注意な行いで、大切な人に感染させてしまうかもしれないという危機感をもう少ししっかり持って、静かに、大人しく、感染拡大防止行動を取ってほしいのです。マスクが無い人は調べて手作りしてください。今スマホを見て確認してください。本校HPのコロナ特設コーナーから休業中の学び、子どもの学び応援サイトへ行き、そこからマスクの作り方に行けます。

 

命が一番大切であることに間違いはないのですが、新学年の学習をしっかり進めること、皆さんがしっかり単位を修得できるようにすること、そして進路指導=キャリア探究活動を進めていくことも、学校としてはとても重要です。春休みの休業中きちんと課題を行い、自主的に学べたでしょうか? 4月最初の登校日に配られた課題に手を付けているでしょうか? 今きちんとできるかできないかが人生を分けると言っても大げさではありません。ニュースを見ない、本を読まない、勉強しない…。世の中の人々は、仕事を失い、今日の食事に困り、生きるか死ぬかの戦いをしています。部活もできないし、気もふさぐしと、だらだらボーっとして、勉強も、自主トレも家の手伝いもしていなかった人は、もう少し世の中の現実を見て、大人になる必要があります。将来の自分自身に「ゴメン、あの時サボってた自分が甘かった。」と謝ることにならないように、今が、どんなにストレスいっぱいで、心が重く、最悪の状況であっても、人を思いやり、自分にできる最善の努力をしてほしいのです。(もちろん時々はストレス解消やリラックスもしながらね。)

 

そしてこの1年は、しっかり世の中の行く末を見てください。

 

『なんのために生まれて、なにをして生きるのか、こたえられないなんて そんなのはいやだ!』『なにがきみのしあわせ、なにをしてよろこぶ、わからないままおわる、そんなのはいやだ!』(●^o^●)(アンパンマンのマーチ 作詞やなせたかし より)

 

  自分はどんな人間で、何が好きで、どんなことに向いているのか、何をしてご飯を食べていきたいのか、どのように世の中の役に立ちたいのか、自己理解を深めながら必死に進路探究をしてください。そして、がむしゃらに勉強してください。真摯に頑張る人には、必ず道は開けます。先生方も全力でサポートしてくださいます。

 

卒業式以降の学校の様子はHPの校長だより等をご覧ください。校地内のいろいろなところが改善され、きれいになりました。感謝です。早く使える日が来るといいですね。先生方も必死で、すべての科目の課題を用意してくださっています。これらは1学期の評価の大きな部分を占めることになるでしょう。解らないところなど、質問があったらグーグルクラスルームで尋ねても良いし、学校に電話📞をかけて聞いてくれても構いません。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』です。

 

最後に、お願いです。SNSは誰でも見ることができるのだということを、人を傷つける凶器にもなるのだということを強く自覚してください。家にいる時間が長くなると、SNSを使ったコミュニケーションも、友達同士で盛んにおこなわれていると推測します。新クラスも発表され、ラインのアドレスを交換したり、クラスラインに入ったりしたばかりの人もいますよね。まだよく知りあっていない相手と、顔を見ないで通信するのは、とても気を使いますし、誤解を招きやすいということを知りましょう。SNSを使いこなすことはこれからの時代を生きる皆さんにはとても重要なので、使うなというつもりは毛頭ありません。むしろ、上手に使ってください。でも、どうかメッセージを発送する前に、相手や、不特定多数の人が、それを読んでどう思うか、誤解する可能性が無いか、下品ではないか、人の道に外れていないか、よく思い返して欲しいと思います。(本校HPの「ソーシャルメディアポリシー」もお読みください。)

 

大変なスタートになってしましたが、元気で学校に戻れる日まで、また会える日まで、とにかく命を大切に、そしてもコロナに負けず、自分のすべき事を、一つひとつしっかりやっていきましょう。困ったことがある人は、保健だよりを見て、遠慮せず、学年団や保健室に相談のお電話をくださいね。

 

最後まで読んでくださり、感謝します。

Best Wishes! from  校長 村越みどり

 

部員に会うのが待ち遠しくて、一人ソフトテニスコートを整備せずにはいられない新主顧問、押田先生