校長だより【24  

授業だより(12301113 立田先生のオーストラリアと生トーク! 1年A組 小集団授業

 

立田先生は大学出たての正真正銘のフレッシュマン、新採用1年目の英語の先生です。1学年の副担任、生徒活動支援グループ担当、そして弓道部とソフトテニス部の副顧問をしています。8月初めの体験授業に来てくれた中学生さんは、英語の授業で会っているかもしれません。

 

さて、今日のコミュニケーション英語Tの授業は、スペシャルです。縁あってオーストラリアの学校とZoom(パソコンやスマートフォンを使ってオンラインでミーティングを開催するために開発されたアプリ)を使っての交流を始めています。お相手はKelvin Grove State CollegeYear7=中1相当)の日本語を勉強している皆さんです。

 教卓のパソコンにはカメラがついていて、話している4人の映像が南半球に送られています。今日は自己紹介と、あらかじめ用意した質問でやりとりをしています。そして、みんなの視線の先には・・・

大きなモニターにあちらの生徒さんたちの様子が映し出されています。May I ask you a question? Where would you like to visit in Japan?  Kyoto!  What is Australias traditional cuisine? ―Vegemite!  What is vegemite? ・・・ What kind of video game do you play? ―Mario cart! などなど楽しい質問と答が続きます。オーストラリアでは日本語教育がかなり盛んで、小学校から日本語を継続的に学んでいる生徒もたくさんいます。Kelvinの生徒さんたちは頑張って練習した日本語を使って「しゅみはなんですか?」といった質問をしていました。アニメやゲームなど日本のサブカルチャーの話題になると双方の笑顔と笑い声が爆発します。班ごとに順番に、全員がやりとりしました。

 

この授業ができるようになるまでには、セキュリティ上の問題や、2カ国間のアプリの不適合、回線の不具合などさまざまな問題があり、なかなか互いの顔を見る状態までたどり着けませんでした。立田先生は早朝に何度もオーストラリアの先生と試行を繰り返したのです。

今この瞬間に(数秒遅れで)ナマでオーストラリアの学生さんたちと話しているってすごい!と思いました。世界中の人々とこんな風に繋がることができるのです。テクノロジーによって外国語学習の形もますます大きく変わっていくのだということを実感しました。

授業後に行なったアンケートでは、全員が「楽しかった!」「またやりたい!」といった回答をしており、英語を学ぶモチベーションが上がったのではないかと思います。

 

本校では本年度から12学年でGTECの受検を導入しました。来る1月に実施予定です。それに伴い「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を授業でどのように伸ばしていくか、またパフォーマンス(話すなどの実技)や作文などの自由な表現をどのように評価するかについて、英語科の先生方皆さんで研究を進めていただいています。

立田先生は同じ科目を教える先生方とチームで協働して、定期試験の問題でも挑戦を始めています。「表現の能力」を測る問題として、日本文を英文にする問題だけでなく、スコア型の試験で出題されるような、『与えられた課題について、自分で考えて書くまとまった量の作文』を取り入れる試みです。期末試験でどんな結果が出るか楽しみです。

 

生徒諸君! 話すときには、まず自分の名前は、大きな声ではっきり言おう! 外国語を学ぶときは、シャイでいることはあまり美徳にならない。間違うことは恥ではない。チャンスを与えられているのに、失敗を恐れて勇気が出せず、トライしないことのほうが、ずっともったいないことだと、私はそう思うのです。

Dont be afraid of making mistakes!  Just try!  Have fun!